生成AIのアシスタント機能
Botbird for Businessは、OpenAI社のassistant機能が使えるようになりました。
この記事では、簡単なアシスタントボットの作り方をご紹介いたします。
基本的な設定方法と使い方は、以下のマニュアルに記載しています。
子育て支援アシスタント
今回は、京都市様のWebページの資料を参考に、行政の子育て支援制度について回答するアシスタントを作ります、
事前準備
アシスタントに提供する資料を準備します。
今回は、以下のサイトから関連するWebページをpdf化して利用させていただきました。
https://www.city.kyoto.lg.jp/hagukumi/page/0000291482.html
基本設定
新規アシスタントを作成する場合には、「生成AIアシスタント一覧」で「(生成AIアシスタントの新規作成)」を選択してください。
詳細設定
(1)生成AIアシスタント名
生成AIアシスタント名は、分かりやすい名称をつけていただければ良いですが、一つ注意点があります。
アシスタントは、APIキーの属するOpenAIのプロジェクト単位で共有されます。
APIキーを発行する際に、プロジェクトを設定(選択)することになりますが、同じプロジェクトで発行されたAPIキー間ではアシスタントが全て共有されてしまいます。
この結果、間違って他の人が作ったアシスタントを編集してしまう可能性もあります。
複数人で利用される場合には、 アシスタント名の命名規則を決めておく方が良いかと思います。
(2)生成AIアシスタントの説明プロンプト
生成AIのプロンプトは、できるだけ具体的に書くことが良いとされています。 また、いくつかの例を示すと良いとも言われています。
今回は、以下のように設定してみました。
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役割:あなたは京都市の子育て支援botです。 提供されたファイルに基づいて、利用者の相談に答えます。
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形式:回答は簡潔に、一般の方にも分かりやすくしてください。
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ルール1;資料に含まれない情報や、URL、電話番号、などは提供しないでください。
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ルール2:問い合わせ先を聞かれた場合には、、最初に住む地域(区)を訪ねてください。
その後、「京都市:各区役所・支所 保健福祉センター一覧.pdf」に基づいて、問い合わせ先を間違えなく答えてください。 -
ルール3資料にないことを聞かれた場合には、「わかりません」と言って、以下の総合窓口に相談するように伝えてください。
京都市はぐぐみ創造推進室
・企画総務担当: 075-xxx-xxxx
・児童施設監査指 導担当:075- xxx-xxxx
・はぐくみ文化創造発信担当:075- xxx-xxxx