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子ボット機能


子ボット機能とは、話し掛けてきた相手(以下相手)に、複数のボットを混ぜて返信させることが出来る機能です。 基本は「親ボット」が相手と会話し、一部分・特定の箇所のみ「子ボット」が返信出来ます。

親子関係の設定

info

ボットの親子関係は、「全体設定」ー「その他接続設定」画面で定義します。 オンラインマニュアルの「その他接続設定」をご確認ください。

メッセージ設定

親ボット(呼び出し元)側、子ボット(呼び出し先)側で返信したいメッセージを入力します。 基本の会話は親ボット(呼び出し元)側、一部分・特定の箇所のみ子ボット(呼び出し先)側で設定して下さい。 ※各設定中、優先度の設定を充分にご注意下さい。 ※優先度を正しく設定出来ていない場合、ボットが動作しなくなってしまいます。

 

  1. 呼び出し用置き換えタグを入力します 親ボット(呼び出し元)側のメッセージ設定で、子ボット(呼び出し先)側と切り替えるワードをを入力する際に、返信メッセージに置き換えタグ{child_bot:子ボットのID:最低優先度}を入力します。 最低優先度を入力することで、子ボット(呼び出し先)側の返信メッセージを全て確認させるのではなく、優先度で範囲指定して返信メッセージを確認させることが出来ます。
【設定例】
・親ボット(呼び出し元)のボットID:100
・子ボット(呼び出し先)のボットID :200
のとき、子ボット(呼び出し先)側「他ボットからの呼び出し設定(Βテスト中)」設定欄に「100」と入力します。

そのうえで、親ボット(呼び出し元)側管理画面のシンプル返信ボットで

・検索ワード:.*
・返信メッセージ:{child_bot:200:30}

と入力しておくと、子ボットの優先度30以上までチェックを行って、返信します。

 

  1. 動作確認を行います 親ボット(呼び出し元)に話しかけ、子ボット(呼び出し先)が正しく動作するか確認して下さい。 動作がおかしい時は、子ボット(呼び出し先)側のボット設定(特に優先度)の確認を行って下さい。 →子ボット(呼び出し先)側のシナリオボットを呼び出した場合、シナリオボットは優先度を設定せずにデフォルト状態のままだと0になっていますので、必ず優先度を設定して動作を確認して下さい。

【参考情報】

各優先度を活用すると、最低優先度のみの指定ではなく「最高優先度と最低優先度」両方を指定した範囲のメッセージを返信させることが出来ます。

親ボット(呼び出し元)としての優先度80:タグの中60
呼び出し用置き換えタグ`{child_bot:子ボットのID:60}`

親ボット(呼び出し元)の動作 →親ボット(呼び出し元)の優先度100~80を確認して、返信します →優先度80までに返信出来るメッセージがない(マッチしない)場合は、子ボット(呼び出し先)側のメッセージを確認しに行きます

子ボット(呼び出し先)の動作 →子ボット(呼び出し先)側の優先度100~60を確認して返信します

note

{child_bot:子ボットのID:60}で確認する範囲を60で設定しているため、59以下の優先度を設定しているメッセージには反応しなくなります。(最低優先度が60となります)

→返信出来るメッセージがない(返信がマッチしない)場合は、親ボットに戻ります

親ボットとしての優先度50:タグの中の子ボット30
呼び出し用置き換えタグ`{child_bot:子ボットのID:30}`

親ボット(呼び出し元)の動作 →親ボット(呼び出し元)の優先度100~50を確認して、返信します →優先度80までに返信出来るメッセージがない(マッチしない)場合は、子ボット(呼び出し先)側のメッセージを確認しに行きます

子ボット(呼び出し先)の動作 →子ボット(呼び出し先)側の優先度80~50を確認して返信します

note

{child_bot:子ボットのID:60}で確認する範囲を30で設定しているため、29以下の優先度を設定しているメッセージには反応しなくなります。 子ボット(呼び出し先)側の最高優先度が100、最低優先度30までのメッセージが、確認出来る範囲となります。

→返信出来るメッセージがない(返信がマッチしない)場合は、親ボットに戻ります

上記を同時に設定してある場合は、実質

・親ボット(呼び出し元)側の優先度:80~50 ・子ボット(呼び出し先)側の優先度:60~30

までの「最高優先度と最低優先度」両方を指定した範囲メッセージに反応することになります。