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生成AIの利用


生成AIによる返信

note

生成AIを使う場合には、全体設定ー生成AIとの設定で事前にAPIキーなどを設定してください。 詳細は、こちらのマニュアルを参考にしてください。

1. シンプル返信

シンプル返信で生成AIの応答を生成する時には、以下のタグを使います。

Open AI ChatGPT {chatgpt:}

Microsoft Azure {azureopenai:}

Anthropic {claude:}

Google {gemini:}

Amazon Bedrock {bedrock}

例えば、ChatGPTの場合、 {chatgpt:****}の****の部分にChatGPTに渡す文字列を記述します。

他の生成AIも同様の使い方になります。

note

AmazonBedrockは、以下のような書式になります。
{bedrock:[Model ID]:{match0-1}}

モデルIDは、以下のページに記載されています。   https://docs.aws.amazon.com/bedrock/latest/userguide/model-ids.html#model-ids-arns  

モデルIDが[xxxx:0]のように最後に[:数字]がある場合は、以下のような書式になります。
(例)
{bedrock:meta.llama3-70b-instruct-v1:0:{match0-1}}

モデルIDの最後が[:数字]でない場合には、モデルIDの後ろに[:]を付加してください。
(例)
{bedrock:amazon.titan-text-express-v1::{match0-1}}

以下は、利用者が入力した文言をそのまま{message}という置き換えタグでChatGPTに渡し、返信を生成する例です。

検索ワード返信メッセージ優先度
(.*)【生成AIによる自動生成回答・不正確な場合があるのでご注意下さい】{chatgpt:{message}}50
info

日時曜日指定ボットや定期・ランダムボットでも生成AIを使って配信することが可能です。 例){chatgpt:挨拶して}

2. 簡単FAQボット

簡単FAQボットをご利用の場合、FAQボットのIDを利用し、「Q&A表の中にある回答を踏まえて、ChatGPTが柔軟に返信する」という仕組みを実現することが可能です。

Open AI ChatGPT{chatgpt_faq:QA表の数字ID:{match0-1}}  

Microsoft Azure{azureopenai_faq:QA表の数字ID:{match0-1}} 

Anthropic {claude_faq:QA表の数字ID:{match0-1}} 

Amazon Bedrock {bedrock_faq:モデルID:QA表の数字ID:{match0-1}}

note

bedrockのモデルIDについては、上記シンプル返信のnoteを参照してください。

3. 履歴のリセット

生成AIは直近の会話履歴を含めることで、より的確な回答を生成します。このため、Botbirdbizでも直近の会話履歴を含めて生成AIに送信しています。

会話の履歴をリセットしたい場合には、以下のタグを記述してください。

Open AI ChatGPT {log_command:chatgpt_log_clear}

Anthropic {log_command:claude_log_clear}

Google {log_command:gemini_log_clear}

Amazon Bedrock {log_command:bedrock_log_clear}

warning

テキスト生成AIの返信は必ずしも正確なものではなく、誤情報をチャットボット利用者様に与えてしまう可能性もございます。下記のような対応を検討されることを強くおすすめ致します。

  • 返信優先度を低くし、自作シナリオで答えられなかった場合に利用する。
  • 例のように「【生成AIによる自動生成回答・不正確な場合があるのでご注意下さい】」などと必ず付記し、注意喚起を行う。

4. テキスト生成 その他

シナリオの分岐等に応じて、会話毎にエンドポイントURLやモデル名を明示的に設定する方法もございます。

別途、お問い合わせください。なお、こちらはBotbird for BusinessのSILVERプラン以上が必要となります。

info

ChatGPTに伝える会話履歴に残したくない文言がある場合は?

シンプル返信の返信メッセージに「【ChatGPTの自動生成回答。不正確な場合があるのでご注意下さい。】」などと注意喚起の文言を記載したとき、ChatGPTがこの履歴を記憶して自ら同じ注意喚起文言を重複して追加してしまうことがあります。 これを避けるには、「{//」「//}」でChatGPTに送りたくないメッセージを囲って下さい。

(例)「{//【ChatGPTの自動生成回答。不正確な場合があるのでご注意下さい。】//}」 これにより、返信自体には「{//」「//}」の記号は表示されず、ChatGPTにも会話履歴として送らないようにすることが可能です。

検索ワード返信メッセージ優先度
(.*){//【ChatGPTの自動生成回答。不正確な場合があるのでご注意下さい。】//} {chatgpt:{message}}50

5. 画像生成AIタグ

画像を生成させるには、以下のタグを利用します。

Open AI  {dalle:}

Microsoft Azure {azureopenai_dalle:}

画像の生成AIは、生成した画像のURLを返します。

以下は、ユーザの発話に従って、画像を生成させ、結果をimg_urlタグを使って表示しています。

検索ワード返信メッセージ優先度
(.*){img_url:{dalle:{match0-1}}} 50

以下、LINEでの使用例です。


LINEの生成画像


warning

画像生成AIの一般利用には、著作権等の法的問題を検討しなくてはならない場合がございます。詳細は社内の法務部門や法律の専門家にご相談下さい。

6. 画像認識

画像を認識可能なモデルを利用して、画像を入力とし、その内容を回答させることができます。 画像の入力は、画像が保存されているURLを指定します。

使用するタグは、テキスト生成のタグと同じです。

検索ワード返信メッセージ優先度
(.*){chatgpt:{message}} 50

例)

生成AI